「その英語、ネイティブはカチンときます 」を読んだ
その英語、ネイティブはカチンときます (青春新書INTELLIGENCE)
- 作者: デイビッド・セイン,岡悦子
- 出版社/メーカー: 青春出版社
- 発売日: 2010/02/02
- メディア: 新書
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バイクで家に帰るとき、この季節まだ夜は肌寒いので途中で心が折れる。その折れる頃に見えてくるいつもの本屋でちょっと暖まりながら本を物色ってのがパターン。なかなかいいね。そんななかで見つけた本。タイトルで僕をひきつけたよ。ジャケ買い。でも本って結局ジャケ買いだよね。
お、おもしれぇ・・・我々ゆとり世代より遥か昔のオヤジどもが習った英語には地雷が満載だった・・・毎回英語の授業の前に呪文のように言わされた言葉、グラマーを習っていた頃には英語ってこんな風に言えばいいんだ!って思っていた言葉・・・どれも本書では[DANGER]のアイコンが!
いくつか興味深いのを本書から。
I beg your pardon
真っ先にコレ!高校の英会話の授業では、聞こえなかったらコレ!ぐらいに言わされた。でも本書によるとネイティブは「もう一回聞いてもいいですか?」のほかに、いくつか意味があって「何か勘違いしているんじゃない?」って意味もあるそうな。しかしPardon?の訳が「なんですとぉ?」って言う事とは!昔マガジンでやってたMMRのキバヤシが「なんだって!?」っていうセリフの感じと同じじゃないかぁ!
I want to talk to you
うーん、まさに英文法を習っていた頃には言いそうなフレーズだ。仕事で海外に行って英語で話さなくてはならなくなったときに自分なんかは言いそうなセリフ。おそろしい。日本人はこれで「話したいんだけど・・・」ってなりそうな気がするけど、「君に言っておきたいことがある!」なんてなんか恐ろしいことを冷酷に言わなくてはならないときの前振りみたいなセリフだそうな。
その他
5章は面白かった。異性をデートや食事に誘うってときに、英語ではwouldなんかを使って丁寧に言うみたいなことを高校では言われたけど、この本では真逆の!!!あとThank you very much!や、I'm sorryなんかも日本人にはガッコの勉強で刷り込まれたセリフ。この本では・・・内容は恐ろしいので言えません。本書でどうぞ。
本の構成は2ページから3ページで1つのシチュエーションに対する色々なバリエーションの説明と、その中で危険な言葉とイチオシな言葉の解説ですので、ちょっとした時間に、ヒマなときに読めます。分量も多くなく、自分は1日の移動時間で読めましたので(大体2時間弱)、ネイティブの感じを少しでも分かりたい方は良いかもしれません。